音楽はおおまかにリズムとメロディー、また呼吸という要素から構成されていますが
幼児さんへの音楽指導について、リズムが先か?またはメロディーが先か?というトピックがよく挙げられます。
どちらも非常に大事なものであることには間違いないのですが、対象となる生徒が2~3歳程度である場合はまだ声帯が発達していないため
どちらかというとリズムのほうが先に習得しやすいのではないか、といわれています。
もちろん、リズムとメロディーは切っても切り離せないものですから、同時に進めていく必要はあるのですが
リズムは歌と異なりからだのどの部分でも表現することが出来、また誰でも簡単に真似することができます。
リズムはわたしたちの生活のあらゆるところに存在しています。
単語ひとつをとっても、「りんご」「ポケット」「ホットドック」「アイスクリーム」などいろいろなリズムがありますし
手を叩く、歩く、はしる、などの動作で表現したり、誰かと一緒にリズムを刻むこともできます。
「音楽を学ぶ」というと何となく楽器を弾いたり歌ったりすることだけが注目されてしまいがちなのですが、
まずはこうして身の回りにある沢山の音を楽しむところからスタートすると、より楽しくなるのではないでしょうか^^