先月、リトミックのクラスで初めての無料体験会を開催しました。
この体験会は数か月ほど前から企画を始めており、大掛かりなチラシの配布なども行っていたのですが
あいにく同じタイミングで新型コロナウイルスの影響が急速に広がりました。
そのため一時は中止も検討しましたが、参加をご希望くださった方も非常に少人数だったため、
アットホームな雰囲気で開催することとなりました。
会場のNスタジオには手洗いスペースも2か所用意されているため、体験会の前後に全員で手洗いを行うなど
感染予防をしながらの開催でした。
1回目となる3月27日は、3歳から5歳ほどの幼児さんを中心にご参加いただきました^^
今回は春のリトミックをテーマにしており
幼児さんも親しみのある、『ちゅうりっぷ』と『ちょうちょ』の2曲を使ったプログラムを行いました。
一人ずつお名前を呼び、元気に(またははずかしそうに)お返事してもらい、レッスンがスタートします。
まずはイラストをみながら、みんなで元気よく『ちゅうりっぷ』を歌い
その後チューリップの簡単な折り紙を折り、お姉さんや保護者のかたにもお手伝いしてもらいながら紙に貼ります。
そのあとは、ピアノの音に合わせて作成したチューリップの用紙を持ち
さまざまな音階の「さ・い・た」をきいてそれに合わせて紙を上げ下げします。
最初は基本の「ド・レ・ミ」からスタートし、「ミ・ファ・ソ」「ソ・ラ・シ」と上がっていくにつれチューリップも高くもちあげます。
反対に「シ・ド・レ」など低い音の場合は、チューリップも低くなる、という簡単な音あても兼ねたゲームです。
つづいて、同じ「さ・い・た」をテーマに、今度はスタッカートやレガートなど
跳ねる感じや、長く同じ音が続く感覚、また同じドレミでも高音低音のバージョンをきき、歩きながら表現するゲームを行いました。
それにあわせてぴょんぴょんとジャンプしたり、一歩ずつ長く足を床に着けて歩いたり
高音のドレミはバンザイしながら、低音のドレミはしゃがみながら歩いたり、、
全身を使って音のいろいろな表情を表現する練習です。
『ちゅうりっぷ』で緊張や体もほぐれてきたところで、『ちょうちょ』のリトミックにうつります。
こちらは、簡単な即時反応になりますが
みんなでちょうちょになり、腕をひらひらさせながら音楽にあわせて走ります。
途中で、ピアノが高音のトリルに変わると羽を閉じて一休み。
ちょうちょの音楽も、早くなったり遅くなったりするのでピアノをよくきいて、その速さに合わせて動きます。
おやすみの音楽に変わったら、座って眠るポーズ。
初めて即時反応に挑戦する子供たちも多かったのですが、とても盛り上がりました^^
最後は、みんなでピアノの周りにあつまり、リラックスした状態でピアノ演奏を聴きました。
今回は子どもたちに大人気の『パプリカ』でしたので、歌を知っている子は元気よく一緒に歌ってくれました!
他にもいろいろな企画を考えてはいたのですが、間に合わず実施できないものもあり、、あっという間の45分間となりました。
最初はやや緊張していた面持ちの子供たちも
ステップを踏んだり、ピアノに合わせて走ったりと身体を動かすうちに表情がやわらかくなり
ピアノの個人レッスンとは異なる楽しさがあったのではないかと思います。