ぺったんこは、2~3歳くらいの幼児さんのレッスンで行っている内容です。
まずは定められた色を使ってで色塗りをしたあと、上からお花やちょうちょ、葉っぱなどを張り付けていきます。
ちょうちょの細かい部分などは、事前にこちらで色を塗っておくことが多いです。
一見ピアノや音楽とは何も関係がないように思われますが、ただしい色の認識や
しっかりとクレヨンやクーピーを持って色を塗るという過程で指や手首の力が必要とされるため、これだけでもいろいろな勉強になります^^
京都市左京区岩倉長谷町1201-3 (駐車場有)TEL:075-204-0126 (携帯)080-5748-0906
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「これなあに?」は、3歳くらいまでの小さな子供に人気コミュニケーションレッスンのひとつです。
日々、さまざまなことを知り、覚え、できなかったことができるようになっていく子供たちは
沢山の単語を覚えていきます。
特に幼い子供の場合は、「ワンワン」「ニャンニャン」「ブーブー」など、擬音で表現できるものからスタートし
徐々に「これは犬だね」「ねこだね」など、やりとりの中で徐々に色々な言葉を理解できるようになります。
一方的にものの名前を教え込むということではなく、あくまで子供とのコミュニケーションを取るということが最も重要です。
「これはなんだろう?」「どこにいるかな?」「何色かな?」など、一枚のイラストからさまざまなやりとりが出来、
またクイズ形式で尋ねることで、子どもたちも楽しみながら受け答えをしてくれます。
ちょっとでもいいなと思う道具が出てくると、すぐ秘密兵器と言いたくなってしまいます^^
さて、今回の秘密兵器はこちら!スクイーズです。
昨年から子供たちを中心に人気の商品なのですが、おもちゃ売り場や百均などいろいろなところで売られていますね。
手でにぎるともちもちとした何とも言えないやわらかさがあり、これが人気の理由だそうです。
お教室には、食パンとロールパンの形を置いているのですが、それぞれ用途は異なります。
食パンのほうは、鍵盤をおさえる動き(それぞれの指を、力を入れてぐっと押し込む)の練習に、
ロールパンは鍵盤に手を置くときの、丸いかたちを意識する練習に使っています。
生徒さんたちが、このパンを見るなり皆口をそろえて「スクイーズだ!」と大喜びしてくれるので
そこで初めて商品名を知った、、という裏話があります^^;
時々、このように道具やおもちゃを使いながらレッスンをするととても楽しく、盛り上がります。
今日は電子ピアノのお話です。
普段のお教室では、ピアノ(アコースティック・ピアノ)を使用していますが、家での練習などでは
電子ピアノを使用されている生徒さんのほうが多くいらっしゃいます。
お教室でも、待っている時間や兄弟がレッスンを受けている間に練習ができるように電子ピアノを一台置いています。
電子ピアノの最大のメリットはやはり、音が調整できるので周囲や時間を気にせず弾くことができるという点です。
普通のピアノは鍵盤を押すとピアノの中でハンマーが弦を叩き、それをピアノの中にある響板で響かせることで音を出すという仕組みになっています。
一方で電子ピアノは、このハンマーや弦などの代わりにデジタル回路が入っていて、
鍵盤を押すと内部のスピーカーからピアノの音色を再現する電子音が鳴るという構造になっています。
近年はこの中間にあたるものとしてハイブリットピアノというものも誕生しています(お教室ではこちらを練習用に置いています)。
通常のピアノと同じく木製の鍵盤のため、弾いた時の感触はほぼ同等なのですが、スピーカーからの電子音なのでヘッドフォンを使用できるため
「できるだけピアノと同じタッチで弾きたいけれど、大きな音が出せない」という場合にはとてもおすすめです^^
先日、リトミック研究センター主催の夏季特別講習会に参加させていただきました。
当日は、茨城からいらっしゃった伊野玲子先生によるご指導のもと
保育園や幼稚園の先生、音楽教室の先生、また子供に音楽を楽しんでもらいたいと考えるお母様などと一緒に
実際に体をうごかしたり、歌ったり、盛りだくさんな内容で沢山の収穫がありました^^
リトミック=音楽に合わせてからだを動かす、ピアノ=実際にピアノを弾く、というように
ふたつを別のものと考えてしまいがちですが、実際にはそれぞれが密接にかかわり合い、それらの要素が合わさることで
より音楽そのものを体と心でダイレクトに感じることができるものなのだ、ということが最も大きな発見でした。
ピアノ講師という立場上、どうしても音の認識や、譜面を正しく読むこと、弾くことに指導が集中してしまいがちですが
「心から音楽を楽しむ」という感覚や、わくわくする気持ちを自分自身が改めて認識することができ、
レッスンにおいてもその楽しさをもっと生徒さんと共有したいと強く感じました。
とても実りある研修でした^^
年末のミニコンサートの企画の一つとして、サン=サーンスの組曲『動物の謝肉祭』を
生徒さん達と一緒に、連弾形式で行おうと考えています。
この組曲は、全部で14曲あるのですが、一曲一曲はあまり長くないため、全曲通しても大体25分程度の作品となっています。
中でも13曲目の「白鳥」はとても有名なのですが、組曲の中の一曲、ということはあまり知られていません。
理由としては、生前サン=サーンス自身が「白鳥」以外の楽曲の出版・演奏を禁じていたからだそうです。
『動物の謝肉祭』には、タイトルの通り色々な種類の動物のほかに、それは動物なの…?というものまで様々な登場人物がいます。
また、わざとヘタクソにピアノを弾いたり、ところどころに他の作曲家の作品が取り入れられていたりと、随所に遊び心がある作品です。
生徒のみなさんと一緒に楽しく演奏したいと思っています^^
長かった梅雨もおわり、ようやく本格的な夏が始まりましたね。
きょうから8月ということで、夏休みを迎えた生徒さんを対象とした午前レッスンをスタートしています。
いつもと異なる時間帯のレッスンだと、少し雰囲気や心持ちが変わり
フレッシュな気持ちでレッスンに取り組んでくれている方も多いです。
レッスン室は、いつも冷房をつけた状態にしているので、暑い外から入ってこられた生徒さんには「すずしい~!」と喜ばれています。
もちろん、暑さ対策ということもありますが、ピアノは夏の湿気にとても弱い楽器です。
あまり湿度の高い状態にさらされすぎると、響板(きょうばん)と呼ばれる大きな木の板板の部分(振動して音を響かせている重要なパーツです)が
膨張して、ピッチがずれてしまうことがあります。
ですので、ピアノがある部屋は常に極度の湿気にさらされないよう、エアコンや除湿器などを用いてよい環境に整えておく必要があります。
同様に、冬場は強い乾燥にさらされないよう、適度な加湿が必要です。
以前、調律師さんに伺った話では「だいたい湿度が50パーセントくらいの一定に保たれるのが一番良い」とのことです。
人間と同じように、ピアノにも快適な環境を整えてあげることが大切ですね^^