ピアノも暑さ・寒さに弱い?

長かった梅雨もおわり、ようやく本格的な夏が始まりましたね。

きょうから8月ということで、夏休みを迎えた生徒さんを対象とした午前レッスンをスタートしています。

いつもと異なる時間帯のレッスンだと、少し雰囲気や心持ちが変わり

フレッシュな気持ちでレッスンに取り組んでくれている方も多いです。

 

レッスン室は、いつも冷房をつけた状態にしているので、暑い外から入ってこられた生徒さんには「すずしい~!」と喜ばれています。

もちろん、暑さ対策ということもありますが、ピアノは夏の湿気にとても弱い楽器です。

あまり湿度の高い状態にさらされすぎると、響板(きょうばん)と呼ばれる大きな木の板板の部分(振動して音を響かせている重要なパーツです)が

膨張して、ピッチがずれてしまうことがあります。

ですので、ピアノがある部屋は常に極度の湿気にさらされないよう、エアコンや除湿器などを用いてよい環境に整えておく必要があります。

同様に、冬場は強い乾燥にさらされないよう、適度な加湿が必要です。

以前、調律師さんに伺った話では「だいたい湿度が50パーセントくらいの一定に保たれるのが一番良い」とのことです。

人間と同じように、ピアノにも快適な環境を整えてあげることが大切ですね^^

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