カラーボードの活動(1歳児リトミック)

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1歳児さんリトミックより、カラーボードを使った活動です。

この日は大小2種類のボードを用意しました。

まずはそれぞれのボードを見せて「こっちは大きいね、こっちは小さいね」と伝え大小の概念を紹介します。

つづいてこどもたちにもボードを配り、講師は大・小それぞれのボードを持って回り1枚ずつ子供と照らし合わせ「いっしょだね、大きいね(OR小さいね)」の確認をします。

続いて『大きなたいこ』の音楽に合わせ、それぞれのボードを打つ練習をしました^^

「大小」は今後音楽においても重要な概念になりますので、これからいろいろな場面で学んでいきます。

 

続いては、大きなボードだけを使って歩く・ジャンプの練習をします。

まずはボードを何枚か重ねて置き、「さん、はい」の掛け声に合わせてジャンプ!

といってもまだジャンプが難しい人がほとんどですので、お母さんにわきの下を持ってもらい、ひざを屈めてジャンプしているつもりで行います^^

ボードからジャンプでおりる、登るを何度か繰り返します。

そのあとは、ボードを1枚ずつ並べて置き、上を歩く練習です。

半年前のベビークラスだった頃はまだ危なっかしげに歩いていたりハイハイで登っていた子供たちですが、今ではとても上手にボードの上を歩けるようになりました^^

ボードは厚み8ミリ程度のほんの少しの段差ですが、小さな子供たちはその上を歩くだけでも緊張します。

今回は子供たちの歩く速さに合わせて少しピアノで音楽をつけましたが、もう少し大きくなってくると今度はピアノの音に合わせて歩く、というようにレッスン内容も変わっていきます。

 

 

グロッケンで音の独立を体験

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年少さんのリトミックより、グロッケンをつかったお勉強です。

1音ずつバラバラにできるグロッケンを使ってそれぞれに担当の音を作り、みんなでかえるのうたを演奏してみました^^

ハンドベルなどでも同じことができますが、音の独立を学ぶ内容になります。

3歳さん~年少さんくらいになると、多くの子供は「ドレミファソラシド、ドシラソファミレド」を知っているので一気に流れで言うことはできるのですが

単独での音というものを理解していなかったり、それぞれの音をバラバラに聞くとわからないというケースが多くあります。

そのためこうして分担制にして演奏したり、歌ったりする練習をするとだんだんとそれぞれの「音」というものが分かるようになります。

ここでは急がず少しずつ進めていくのがポイントです。

まずは分かりやすい「ド・ミ」から、続いて「ミ・ソ」「ド・ミ・ソ」という風に進めていき、

ひとつずつ丁寧に楽譜上の音符と実際の音がどの高さなのか聴き取り、そして各音の名前を連携して覚えられるようにします。