大きな音を伸びやかに響かせるには?

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

昨年末からまた新型コロナウイルスの影響が増し、なかなか明るい雰囲気にはなりにくい状況が続いていますが

そうした中でも、できる工夫をしながら過ごしていきたいですね。

今年はいよいよ、4月にコンサートホールでの発表会が予定されています。

昨年の弾きあい会と同じく、感染防止対策をきちんと行いながらも、日々の練習成果をしっかり発揮できる機会となるよう開催させていただきます^^

 

さて、今回のテーマは大きな音の表現についてです。

大きく、力強く演奏するのは簡単なように思えますが、ただパワーを強めるだけでは息苦しい音になってしまいます。

また、強く鍵盤を弾こうとするとどうしても前のめりな体勢で背中が丸まり、腕の力だけに頼ってしまいがちなケースが多くみられます。

★大きな音を美しくのびやかに響かせるには、背中を丸めるのではなく、背筋はしっかりと伸ばしつつ

ひじをのばすように意識して肩からドン、と腕をおろすことがポイントです。

イメージとしては、低音の場合は左斜め前、高音の場合は右斜め前にそれぞれ音が放物線上に響いていくことを意識しましょう。

自分の中で音を視覚的に想像するだけでも、表現が変わってきます!

ぜひ、おためしくださいね^^