ソルフェージュ

個人レッスンの内容は、それぞれの年齢や適性に合わせたものを組み立てているため、ひとりひとり異なります。

初見の譜読みがある程度できる人は、短時間ですがソルフェージュのテキストを行う場合もあります。

それぞれの音価(音の長さ)をしっかりと理解し、声に出すことで再認識するほか、音の高さを正確に歌って表現できるように練習を重ねます。

長調と短調のききわけ

年少・年中さんクラスのリトミックです。

3月でちょうどひなまつりの時期だったので、ひなまつりの曲が童謡の中では数少ない短調であることから、いろいろな長調と短調の曲を聞き比べてみました。

端的に言うとうれしい感じか悲しい感じか、という区別になりますが

それだけではなく、テンポの違いで元気、綺麗、せつない、怒っている、というような分類もあります。

分かりやすい中で、ベートーヴェンの運命や、カルメン序曲、サン=サーンスの白鳥などの曲をみんなで聴いてみました。

子どもたちにとっては短調でもゆっくりとした曲調だと長調に聞こえたり、元気のよい長調が短調に聞こえることもよくあるので、興味深いですね。

クラシックでは同じ曲の中でも長調から短調へ、そしてまた長調へと移り変わることも多いので、人の感情と同じように流れの中で変わっていくところを

子どもたちにも楽しんでほしいです。