年末のミニコンサートの企画の一つとして、サン=サーンスの組曲『動物の謝肉祭』を
生徒さん達と一緒に、連弾形式で行おうと考えています。
この組曲は、全部で14曲あるのですが、一曲一曲はあまり長くないため、全曲通しても大体25分程度の作品となっています。
中でも13曲目の「白鳥」はとても有名なのですが、組曲の中の一曲、ということはあまり知られていません。
理由としては、生前サン=サーンス自身が「白鳥」以外の楽曲の出版・演奏を禁じていたからだそうです。
『動物の謝肉祭』には、タイトルの通り色々な種類の動物のほかに、それは動物なの…?というものまで様々な登場人物がいます。
また、わざとヘタクソにピアノを弾いたり、ところどころに他の作曲家の作品が取り入れられていたりと、随所に遊び心がある作品です。
生徒のみなさんと一緒に楽しく演奏したいと思っています^^