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ピアノの導入レッスン(2歳さんリトミックより)
2歳さんのレッスンより、ピアノコーナーの様子です^^
まずはピアノという楽器に親しんでもらうため、最初の数レッスンは音にこだわらず好きな場所でひいてみたり
一音だけひく、単純に大きく、または小さく弾く、上から下まで弾いてみる、などなど
とにかくたくさんピアノという楽器に触れてもらいます。
その後少しずつ慣れてきたら、どんな音があるのかな?どこを弾いたらどの音がでるかな?という次のステップがはじまります♪
2歳~幼児さんの場合は、色の認識と音、そして鍵盤の認識をあわせて一音ずつすすめていきます。
今回はリトミックでレッスン4回目の生徒さんです。
まずは赤くて串刺しになったお団子「ド」、黄色くて線の下にくっついた「レ」からのスタート^^
色塗りやぺったんこで色の認識を確認して、同時に指先を使った静かな活動をして集中力をたかめてからピアノへむかいます。
今回は、リトミックでお指の手合わせ(お母さん指どうし、お父さん指どうしでやさしくお母さんや先生とパッチン)をお勉強した後でしたので
ただドの鍵盤をひくのではなく、「おとうさんゆびでド」「おかあさんゆびでレ」まで挑戦しました☆
ブルグミュラー演奏動画をアップしました
https://youtu.be/YEHC_laIV1U
https://youtu.be/jng-P40oBEY
https://youtu.be/JrVuj8Y9XGU
https://youtu.be/homraro3HHs
今回はブルグミュラーの練習曲の中から、
秋のコンクールの課題曲にもなっている4曲を演奏しています。
子供向け、簡単というイメージも多いブルグミュラー。
ただ弾くだけならたしかに簡単ですが
実はとても奥が深く、しっかりと楽譜の指示をとらえて再現するのは意外と難しいものです。
指の練習というだけではなく、
さらにその後のさまざまなロマン派の作品に挑戦していくにあたって必要な表現や拍感、
指・手首使いなど、素晴らしい要素がたくさん詰まった作品たちですね^^
いない いない ばあ(ベビーリトミック)
今月からスタートしているベビーリトミック♪
1歳6ヵ月~の通常リトミックのクラスとは異なり、まだ歩くことができなくても楽しめる内容がたくさんあります^^
1歳さんまでは、自分で聞いて反応するということではなく
保護者の方が積極的に動きながら、どんなことをしているかな?とお子さんに見せていくということがとても大切です。
すぐに目に見えて何かができるようになったり、音感が身につくとか、ピアノが弾けるようになるということはありませんが
辛抱強く積み重ねていくことで、ある日突然花が咲くようにひとつひとつのことができるようになっていきます。
1歳さんまでのレッスンにおいては、「保護者の方に見守られながら、体のふれあいを通し安心感をもって音楽に触れ、楽しむ」ということがねらいです^^
今回はその中から、「いない いない ばあ」の簡単な即時反応です。
始めはみんなもよく知っている松谷みよ子さんの絵本をよみます。
ゆっくりとした音楽のなか、みんなでおさんぽ(だっこ、見ているだけでも構いません)をしていると、
突然曲の中に違うフレーズがあらわれます。
この「かくれんぼ」の音楽がかかったら、お母さんはやさしくお子さんを抱きしめて隠れてもらいます。
じいっと隠れたら、全員で「いない、いない、ばあ~!」(+ピアノはグリッサンドで華やかに)
お家でもできるごく簡単な遊びですが、ピアノの伴奏がついたりみんなで一斉にやってみると雰囲気もがらっと変わり、一気に楽しさが増しますよ^^
指先をたくさん使おう!
リトミックや幼児さんのピアノレッスンでは、「指先を使う」ということを特に重点としています。
ピアノももちろん指先を使うものではありますが、理由はそれだけではなく
指先を使うという行為そのものが、集中力や忍耐力を高め、そのほかの「聞くこと」「弾くこと」などさまざまな発達につながるからです。
実際に、幼児さんで全くレッスンに集中せず、教室の壁を見たり足をばたつかせたり、講師との意思疎通があまりできていなかったケースにおいても
よく観察してみると、ものを「つかむ」ことはできても「つまむ」が全くできていないことが分かりました。
それから指先を使う活動を始め、根気強く行うことで、少しずつ他の活動でも熱心に取り組むようになったということがありました。
モンテッソーリの教えでも、指先を使うということはとても重要視されていますね。
30分レッスンの中でのワンコーナーになるため、実際に割ける時間はそれほど多いわけではありませんが
シール貼り、色塗りなどの基本的なもののほかに、指先でビーズやおはじきを持ったり、移し替えたり、
少し力がついてきたらトングやおはし、しゃもじをつかって手首をひねる動きも一緒に取り入れたりしながら行っていきます。
♪三善晃「海の日記帳」より《ソ、ソ、ソ…の子烏賊たち》
8月のリトミッククラスは、海の内容を中心に行いました。
パネルシアターを用いて、伴奏に合わせていろいろな海の生き物になりきってみたり
大きなスカーフを波に見立てて「大きな波・小さな波」の体験、
またピアノコーナーでは、美しいメロディーが印象的な三善晃の作品集「海の日記帳」より
小さなイカたちが「ス、ス、ス~」と泳ぐ様子がイメージされるような曲を一緒に演奏してもらいました^^
この曲は《ソ、ソ、ソ…の子烏賊たち》というタイトルにもあるように、全体を通してソの音が「タア、タア、ターアン」のリズムで現れます。
リトミックのクラスでは、まだ「タア」や「ターアン」というリズム唱のお勉強はしていませんが
今回は正確なリズムというよりは、イメージをとらえて弾いてもらうということを優先しています。
高音部のかわいらしい子烏賊さんの音をぜひ、お聴きください^^






