大切にしている言葉『啐啄同時』

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写真の女の子はこの日『自分で(楽譜を見ながら)弾くから見といて!』と私のサポートなしで弾くという意思を伝えてくれました。自分で考え自発的に何かをする(ピアノを弾く)。年少さんの年齢でこのように取り組めたらそれだけで100点満点ですね(^_^)

 

さて、『啐啄同時』(そったくどうじ)とは禅の言葉で、

「そつ」は雛が内側からたまごのからをつつくこと。
「たく」は親鳥が外側からからをつつくことを言います。

雛鳥はたまごの中から殻をつつき、生まれてきます。

親鳥は外から殻をつついて孵化を助けます。

その時に、雛鳥がまだつつこうとしていないのに
親鳥が先につついても雛は生まれてきません。

つまり、親鳥と雛のタイミングが合うってはじめて雛が生まれてこれるのです。

早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ。

また、強すぎても弱すぎてもダメ。

 

これは日々の子育てはもちろん、ピアノのレッスンでも当てはめられます。

適切なタイミングで、適切な言葉で伝えることはとても大切だと思います。子どもが受け入れられるタイミングでなければどんな素晴らしい言葉も伝わりませんし、反対に子どもが受け入れ万全な状態なのにいつも通りに伝えてしまってはとてももったいないことになりますよね。

ペースはそれぞれ違いますが、成長の絶好のタイミングはどの子どもにも必ず訪れます。ですのでこちらは待つこと、そしてタイミングを見極められる目を持つこと、そしてその時が来たら最大限に引き出してあげられることが私の役割だと考えています。

コンサートの感想(小3の生徒さんより)

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10月に行ったミニミニコンサートの感想を書いてくれました。感想文も立派に書いてくれていますが、この挿絵の素晴らしいこと!!!指揮者の持つ指揮棒から溢れ出る五線譜…このイマジネーションは子どもならではですね。自由な発想でこれだけ想像を膨らませられるというのは素晴らしい才能だと思います。

【個性を大切に】

ひとりひとり性格もピアノへの取り組み方も得意なことも違いますので、それぞれにあったレッスンを展開しており、レッスン内容は教材も進み方もそれぞれ異なります。

集団指導ではない個人レッスンだからこそできることを考えて、ひとりひとりにしっかりと目を向けていきたいと思います。

チャリティーレッスン☆

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前回の夏に引き続き、12月に第2回チャリティーレッスンを開催することにいたしました。

生徒さんにはかなり知られております私の猫好き…(=^x^=)レッスンルームにもたくさんの猫グッズがあります♡チャリティーレッスンの収益金(レッスン料)は全て、猫の保護活動費、保護費用としてお使いいただくために、ボランティアの方に寄付いたします。『保護猫』といって、様々な事情で保護され、家族として迎えてもらうために待っている猫がたくさんいます。そうした猫のために私もお手伝いできることがあればしたいと思いつつ、忙しくなかなかできないのが現状です。そんな私でもできる形がチャリティーレッスンだと考え、この企画を立ち上げました。

チャリティーレッスンは普段レッスンに来ている生徒さんはもちろん、習ってみたいけどなかなか忙しくて通えない大人の方や、ピアノってどんな感じかなーと気になっているお子さん、親御さん、どなたでも受けて頂けます。

気軽にお問い合わせください☆

想像すること☆

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レッスンでは『ここを大きく』『ここは小さく』というような言葉を使うことはあまりありません。まずはイメージを伝えて、そのためにどうしたら良いかを一緒に考えながら決めるようにしています。音楽とは、フォルテの場所をフォルテで弾いたら正解、ではありませんので強弱などが書いてあればその意味に納得し裏付けながら弾くことが大切です。

もちろん小さな子どもは【静かな曲】であっても、どう弾きたい?と聴くと【元気に!】などと言う時もあります。そんな時は決して否定せずに『じゃあ元気な感じで弾いてみようか!』と言って弾いてみます。そうすると、やっぱり静かな感じかなぁーと気づく人もいますし、やっぱり元気な感じであってた!と思う人もいます。それでもやはり否定はせずに、その子にとっては【元気系の曲】ととらえても良いと思っています。出来るだけ子どもの感性を尊重し、こちらからはその感性の幅を広げられるような働きかけていくようにしています。

親子連弾☆

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親子連弾の練習の時の一枚です。生徒さんは4人兄弟。お母さまは一番下の赤ちゃんをおぶっての演奏でした!お母さまも生徒さんも一生懸命。赤ちゃんがいても、今は良い音楽を作ることに全力です。224DB5DD-8876-4389-B712-E71E602097DB

 

コンサート当日は赤ちゃんはおぶらず、とことん演奏に専念!でした。とても暖かい雰囲気の中の演奏で、息もぴったりで素敵でした。

ティーパーティー

 

 

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コンサート終了後には、ティーパーティーも行いました。子どもたちにはピカピカ光る電球に入ったジュースが大人気!みんな頑張った余韻に浸りながら、お友だちを見つけたりしながら楽しんでいました。生徒さん同士の繋がりはもちろん、ご家族同士もこのような機会があるとお話するきっかけにもなったようです。レッスンに練習にと一生懸命取り組んできて、緊張しながらもお客さまの前で弾いて、最後はご褒美パーティーで思いっきり楽しんで、とても充実した機会になったと思います。

ミニコンサート2017を開催しました☆

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10月29日にミニコンサートを無事開催することができました。今回は連弾が中心で、大人が2名、子どもが21名の参加でした。初めての舞台の子もたくさんいましたが、連弾ということもあり安心して舞台に上がれたようです。当日を迎えるにあたって、レッスン内でもお互いの演奏を聴きあったりしてきましたので、その辺りから小さな生徒さんでも本番へ向けての気持ち作りができていたようです。堂々とお辞儀をしてピアノに向かう姿は立派でした。生徒さん同士、姉妹での連弾も当日は大成功で、見ていてもとても楽しかったです。人前で弾く目標があるということはレッスンでは得られない事をたくさんたくさん吸収でき、確実にステップアップにも繋がります。次の舞台も楽しみに、またレッスンに励んでもらいたいと思います。、

ミニミニコンサート パート2

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先日のミニミニコンサートでは子どもたちにプログラムを作ってもらいました。3名でしたので、表紙、裏表紙、中、とそれぞれ絵を描いてもらい、小学生にはプログラムの中身も書いてもらいました。こちらも才能溢れています!こんなに素晴らしいものを作ってもらえて感激しました。そして、やってもらってみて初めて知る子どもの才能というものがたくさんあるのだということを再認識し、これからもピアノに限らず色々挑戦できる場を作る事の大切さも感じました。学校とは違って「個人レッスン」ですので、よりひとりひとりをピックアップしてそれぞれの良さを沢山引き出せるような教室でありたいと思います。

ミニミニコンサート☆

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月末のコンサートにご都合で出られない生徒さんたちのためのミニミニコンサートを教室で開催しました。3名の生徒さんがソロ、連弾などで演奏しました。連弾では生徒さんのお母さまも弾いてくださりほほえましい姿が見れました。おうちでの練習ではなかなかうまくできなかったという生徒さんも、本番ではここ一番の勝負強さを見せてくれて、親御さんもとても喜んでおられました。この日の3名は発表会やコンサートもまだ経験がなく小規模ではありましたが人前で弾く経験ができたことは大きな成長につながることと思います。

お友だち同士で連弾

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今回の連弾ばかりのコンサートは初めての試みで、中でも生徒さん同士での連弾というのは今までやってこなかったので私にとってもドキドキの挑戦です。伴奏には少しピアノ歴が上の先輩生徒さん、メロディーをピアノ歴が2年目の生徒さんが担当しています。はじめは自分のパートを弾くだけで精一杯でしたが少ーしずつ相手の音や相手のペースに耳を傾けられるようになってきました。個人レッスンですので普段は顔を合わせる程度であんまりおしゃべりもしたことがなかった二人ですが、この連弾で急接近。いつも楽しそうに大笑いしながらレッスンしています。今回はピアノを始めたばかりの生徒さんが多く、生徒さん同士の連弾は少なくなりましたがだんだんみんなが連弾に取り組めるようになってきたら嬉しいなと思います。