前回に引き続き、幼児さんのレッスンからのお話です。
楽譜を読めるようになるには、まずひとつひとつの音を理解することから始まります。
初めてピアノを習う生徒さんは、まずそれぞれの音程の違いからお勉強していくことになりますが
幼児さんの場合は、ひらがなやカタカナではなく、視覚的に分かりやすい色を使ってそれぞれの音の違いを覚えていきます。
たとえば、「ド→赤」「レ→黄色」「ミ→緑」といった具合です。
ワークを使って、音符に色をぬったり、鍵盤に同じ色のシールを貼って弾くことによって
「この音は、この音程で、楽譜ではこう書かれるんだな」という紐づけができるようになります。