音楽を学ぶ上で、切っても切り離せない存在が「リズム」です。
お教室でも、ピアノを実際に弾くレッスンと一緒に、このリズムを学ぶトレーニングをしています。
一番基本的な形が、四分音符ひとつの「ター」や、二分音符ひとつの「ターアン」などですが
実際の楽譜の中では、それらが組み合わされて出てくるため
徐々に、いくつかの音符が組み合わさったリズムも理解できるようにレベルアップしていきます。
その際、よりリズムがイメージしやすくなるように、普段の生活で聞き慣れた単語を使うことがあります。
たとえば、少し早い八分音符が三つ組み合わさったリズム「タタタ」は
近いもので「トマト」「バナナ」などの単語を思い出してもらうと、子どもにもわかりやすくなります。
少し上級編では、付点八分音符と十六分音符の組み合わせ(ミッキーマウスマーチの序盤で多用される「タッタ」「タッタ」)は
「ホットドック」で表現するのが子供たちに人気です。
音符だけを見ていると、少しつまらなく感じたり、飽きてしまうこともあるので
こうした身近な食べ物の名前などを一緒に考えてみると、楽しくレッスンに取り組んでもらうことができます。