あっという間の新年度ですね。
季節は春を通り越して、一気に夏になったような陽気です。
さて今回は、年少さんのリトミックから、カラーボードを使ったレッスンの様子です。
指の力も少しついてきて、重たいプラスチックのカラーボードもトランプのように扇形に持てるようになりました。
いきなり扇形で持つのではなく、まずはきれいに重ねてから角の部分を持ち、ゆっくりと広げるときれいな扇形になります。
まずは先生が歌いながら出すカードと同じ色のカードを出し、順番に並べていきます。
何度か色の順番を変えながら、同じ色を出す練習をしたあとは
「1,2,3,4」と一定のリズムでカードを左から順番に打ってみたり(4拍子の導入)
慣れてきたら、どこか1枚のカードだけを抜いて、その部分は声に出さずに読んでみたり「1,2,(3)、4」
声に出さない部分は休符の意識になりますし、応用で長い音符(この場合は2分音符)の感覚を養う練習にもつながります。
例えば三枚目のカードが抜けると
♩♩♩♩(ターターターター)から、♩二分音符 ♩(ターターアンター)となるようなイメージですね。
抜くカードを増やせばもっと難しいリズムにもなります。
とてもよいリズムの勉強になるのですが、あまり長く続けてしまうと子供たちにすぐ飽きられてしまうところがこのコーナーの難点かもしれません^^;