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桃太郎リトミック☆
今月のリトミックでは、各クラスで楽しい桃太郎リトミックをしています^^
こちらはベビークラスの様子。
パネルシアターを使って桃太郎のおはなしをしながら、途中でいろいろな活動をしました。
最初はおじいさん、おばあさんになってそれぞれ山や川へおでかけへ。
途中、かけあしになったりジャンプしたりと簡単な即時反応をしました。
川についたらおせんたく。今はほとんど見かけることのない洗濯板をつかってじゃぶじゃぶお洗濯です。
洗ってしぼって、最後は干して。スカーフを使って活動します。
お洗濯をしていたら、むこうから大きな桃が!
ちょうどお教室にピンクのボールがあったので、みんなで桃のボールを転がして遊びました^^
ベビークラスではじょうずに受け渡しができなくてももちろんかまいません。同じ空間にお母さん以外の「おともだち」がいるということを認識する、ということが最初の一歩です。
桃太郎が鬼が島に出発すると、みんなで『ももたろう』のお歌をうたって気分をもりあげます。
おばあさんからもらったきびだんご(わたとお茶パックでつくったものです)を、お母さんと「どうぞ、ありがとう」でこちらは手渡しの練習。
最後は鬼ヶ島で鬼退治!
スティックをつかって(ベビークラスはお母さんと一緒に「えい!えい!」と鬼がのったカラーボードを叩いてやっつけます。
すると鬼の顔が泣き顔にかわり、ごめんなさいと逃げていきます。
めでたしめでたし、最後はお歌の続きを歌っておしまいです^^
普段とおなじことでも、こうしてストーリー仕立てにしてみると、また新鮮で楽しく取り組むことができますね♪
ピアノと色ぬり
2歳さんのリトミックレッスンより、ピアノコーナーの内容です^^
ピアノをはじめたばかりの2歳~幼児さんのレッスンでは、まず机で楽譜に色ぬりをしたり、色のシールを貼ってからピアノに向かいます。
音符の形(おだんごなのか、線の下にぶらさがったおまんじゅうなのか)を一緒に確認したら、ドを赤、レを黄色でぬっていきます。
この際、楽譜は音符の形をしていないものでもかまいません。
いちごやレモンなど、色を連想させるものが音符の代わりになっているテキストも多いですね。
色がぬれたらピアノへ!
最初のうちは鍵盤の位置を覚えられるまで、それぞれの鍵盤に同じ色のテープなどを貼っておき、分かるようにします。
慣れてきたら、黒鍵の位置を参考に(2本の黒鍵の左がドになりますね)鍵盤を覚えていきます。
色は、楽譜とピアノの鍵盤という異なる二つの認識を繋げる上で、とても大切な役割を果たしています。
このために、ベビーや2~3歳のリトミックでは、色を正しく認識して声に出すということを
繰り返し何度も行い、次のステップに向けて準備していきます^^
色塗りは、それ自体も指先や手首を使うとてもよい練習になるので、ぜひおうちでもたくさん色塗りをしてみてくださいね♪
感受性について
今回は少し、抽象的なお話です。
日本は先進国の中でも子どもの「習い事」が重要視され、その種類も多岐にわたります。
英会話、スイミング、バレエ、体操、絵のお教室などなど…
ピアノはその中でも比較的割合の高い習い事のひとつなのではないでしょうか。
楽譜が読めるように、脳にいいから、将来のために。ご家庭それぞれに習われる理由はさまざまですし、どんなきっかけであっても
ピアノをその選択肢のひとつに選んでいただけることはとても光栄なことであり、うれしく感じています。
お教室では、それぞれのみなさんが自分のペースでレッスンに来てくださいます。
自分のペースというのは「やってもやらなくてもいい」という意味ではなく、毎週しっかりと練習を重ねてピアノが上手に弾けるようになりたいという人、
楽しく音楽に触れたいという人、お教室でピアノに触ることをとにかく楽しみに来て下さる人、
みなそれぞれ違う取り組み方があるということです。
その中で、どのレベルのどの年齢の人にとっても私が一番大切に考えてほしいと思っていることが、「感受性」です。
簡単に言えば、この曲はどんなイメージだろう? 作曲家は何を考えてタイトルをつけ、表現したいと思っているのか?
この曲をきいて・弾いて自分はどのように感じるだろう?
それらをふまえて、どのようなタッチで・強弱で・姿勢でこの曲を弾けばよいだろか、
ということです。
学生時代の国語の授業でも、物語ならば登場人物の気持ちを考えたり、論文でも筆者の意図が必ず問われますね。
音楽の場合は文章の中に答えがあるわけではないので、もちろん100%の正解はありません。
しかし、ただ漫然と譜面上の音符を弾くだけでは少し寂しくなってしまいます。
音楽が表現であるということをふまえ、感じ取ること、考えること、そして自分なりの解釈をして(時にはそれを先生やほかの人と話してみながら)
目の前の一曲を「美しく」弾いてみてほしいと思います。
以前ある著名な音楽家のかたが、「感受性は日常のさまざまな無駄な経験から得られる」とおっしゃっていました。
上手く弾くために、指がまわるようにと繰り返し練習することはもちろん大切ですし、それができていることは素晴らしいです。
しかしそのうえで、おさんぽしたり本を読んだり、生き物を観察したり、そういった一見「無駄」と言われるような勉強と直接つながらないことにも
たくさんのアンテナを張って、毎日を過ごしていきたいですね^^
指先を使う活動
今回は2歳さんのリトミックより、指先を使う活動となるビーズのひも通しです。
制作などでつかう一般的なビーズよりはひとまわりほど大きいものなので、穴も大きくひもが通しやすくなっています^^
ビーズが反対側から抜けていかないよう、ひもの片側を玉結びにしたり、お母さんに持っておいていただいたりしておきます。
今回は最初から玉結びにしておきましたが、ひも通しがスムーズにできるようになったら
この玉結びの工程もやり方を一緒に教えながら自分でできるように練習していくとより指先を使えるようになっていきます。
他の部分では、輪ゴムで何かを束ねたり、リトミックの電車の活動などで使う長い紐やロープを束ねる作業もよいですね^^
手首をひねる動作も加わりますので、よりいろいろな部分を一度に使うことができます。
全部をひとりでできなくても、最初はどこか一部の簡単な作業から(最後にぎゅっと引っ張るところだけ、など)
お片付けの際にお手伝いしてもらうようにして導入していきます。
ビーズのひも通しは、ただすべてを通すだけではなく
「赤のビーズを3つ通してね」「赤と黄色と緑を2つずつ通してね」など、色や数をこちらで指定して通してもらったり
ピアノのリズムにあわせてぴんと張った紐の左から右へビーズをスーッと動かしてみたり
意外にもいろいろな方法で活動に使うことができます♪
ベビーリトミック♪おでこ おはな おくち
ベビーリトミック、今回は3組のかたがご参加くださりとてもにぎやかな雰囲気となりました^^
9か月から1歳3ヵ月のみなさんは、はじめてくる場所や人、ピアノの音にすこしどきどきしている様子…
お教室のピアノは部屋の構造上とてもよく響くので、初めて聞くとびっくりしてしまいますよね。
お母さんのおひざの上でトントンリズムを刻んだりゆれたり、ピアノのグリッサンドにあわせて高い高い~で楽しくなったら、
今度はおさんぽです。
歩ける人は歩きながら、お母さんにだっこしてもらいながら、それぞれ好きなやり方でおさんぽに出発!
小走りしてみたり、ピアノが低くジャン!と鳴ったら小さくなって、つかれてきたらおやすみなさい、、などの繰り返しをしながら
簡単な即時反応の活動をしていきます。
ここでの即時反応は、自分で聞いて判断するということではなく、まずお母さんが中心となって動いていただき
子どもたちはお母さんの真似をして動くことからはじまります。
だっこでは意味がないかな?と思いがちですが、赤ちゃんもしっかり耳で音をきいていますので
ピアノがとまってピタっ!と動きが急に止まったりすると面白くなって笑ってくれます♪
お母さんの腕の中で、しっかり音を感じている証拠ですね^^
沢山活動したあとは、みんなで座って絵本を見ながらお歌を歌いました♪
今回のお歌は「おでこ おはな おくち」のうたです。
絵本のお顔の絵を見てお歌をきいたら、お母さんにおでこやはな、ほっぺたを優しく触ってもらいふれあいながら歌うお歌です^^





