ジュニアクラシックコンクール

17862F69-430D-454E-9C68-C7EE56BEE268ジュニアクラシックコンクールの本選が2月25日に行われました。全国大会をかけてとてもレベルの高い戦いとなりました。そんな中、年長の生徒さんが銅賞を獲得!全国への切符を手にしました。(残念ながら都合により全国大会は辞退されました)全国に進めた人も進めなかった人も、ベストを尽くしてくれたと思います。コンクール前には沢山補講のレッスンもあり、厳しい日々でした。その経験をまた次に繋げてもらいたいと思います。

弾き歌い!?(ソルフェージュ)

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小さな生徒さんのレッスンではピアノを弾く時間がまだそこまで長くないのでソルフェージュも少し取り入れています。音を見て正しい音程で歌えることで、頭の中で音楽を鳴らせるようになります。

普段は私がピアノを弾いてそれに合わせて歌ってもらうのですが、この時は『私が弾く!』と生徒の女の子が自分で弾きながら歌っていました。多少本来のやり方と違っていても、意欲的に取り組んでくれる気持ちの方を優先しています。まだ弾くことを歌うことも十分ではない時期ですが、一生懸命弾きながら歌っていました。一生懸命な姿が一瞬でも見られればその日のレッスンはハナマルです!

子ども同士で刺激を受けあって☆

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教室は個人レッスンですので普段は子どもたち同士の関わりはあまりありませんが、コンサートや連弾などを通していつのまにか仲良くなっていたりします。写真の子どもたちはたまたま同じ楽譜を使っていたので『いまどれ弾いてるの?』『すごいなぁ!私も早くそれ弾きたい』などと話していました。

また、言葉には出さなくても他の生徒さんから影響を受けているなぁと感じることも沢山あります。こちらからうるさくあれこれ言うよりも、自然に影響を受けて『頑張ろう!』『こうしよう!』と思えれば一番ですよね。

発表会などで他の人の演奏を聴くのはもちろん、時々はレッスンの中でも演奏を聴きあえるような機会をたくさん作っていきたいと思います。

大切にしている言葉『啐啄同時』

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写真の女の子はこの日『自分で(楽譜を見ながら)弾くから見といて!』と私のサポートなしで弾くという意思を伝えてくれました。自分で考え自発的に何かをする(ピアノを弾く)。年少さんの年齢でこのように取り組めたらそれだけで100点満点ですね(^_^)

 

さて、『啐啄同時』(そったくどうじ)とは禅の言葉で、

「そつ」は雛が内側からたまごのからをつつくこと。
「たく」は親鳥が外側からからをつつくことを言います。

雛鳥はたまごの中から殻をつつき、生まれてきます。

親鳥は外から殻をつついて孵化を助けます。

その時に、雛鳥がまだつつこうとしていないのに
親鳥が先につついても雛は生まれてきません。

つまり、親鳥と雛のタイミングが合うってはじめて雛が生まれてこれるのです。

早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ。

また、強すぎても弱すぎてもダメ。

 

これは日々の子育てはもちろん、ピアノのレッスンでも当てはめられます。

適切なタイミングで、適切な言葉で伝えることはとても大切だと思います。子どもが受け入れられるタイミングでなければどんな素晴らしい言葉も伝わりませんし、反対に子どもが受け入れ万全な状態なのにいつも通りに伝えてしまってはとてももったいないことになりますよね。

ペースはそれぞれ違いますが、成長の絶好のタイミングはどの子どもにも必ず訪れます。ですのでこちらは待つこと、そしてタイミングを見極められる目を持つこと、そしてその時が来たら最大限に引き出してあげられることが私の役割だと考えています。

コンサートの感想(小3の生徒さんより)

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10月に行ったミニミニコンサートの感想を書いてくれました。感想文も立派に書いてくれていますが、この挿絵の素晴らしいこと!!!指揮者の持つ指揮棒から溢れ出る五線譜…このイマジネーションは子どもならではですね。自由な発想でこれだけ想像を膨らませられるというのは素晴らしい才能だと思います。

【個性を大切に】

ひとりひとり性格もピアノへの取り組み方も得意なことも違いますので、それぞれにあったレッスンを展開しており、レッスン内容は教材も進み方もそれぞれ異なります。

集団指導ではない個人レッスンだからこそできることを考えて、ひとりひとりにしっかりと目を向けていきたいと思います。

チャリティーレッスン☆

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前回の夏に引き続き、12月に第2回チャリティーレッスンを開催することにいたしました。

生徒さんにはかなり知られております私の猫好き…(=^x^=)レッスンルームにもたくさんの猫グッズがあります♡チャリティーレッスンの収益金(レッスン料)は全て、猫の保護活動費、保護費用としてお使いいただくために、ボランティアの方に寄付いたします。『保護猫』といって、様々な事情で保護され、家族として迎えてもらうために待っている猫がたくさんいます。そうした猫のために私もお手伝いできることがあればしたいと思いつつ、忙しくなかなかできないのが現状です。そんな私でもできる形がチャリティーレッスンだと考え、この企画を立ち上げました。

チャリティーレッスンは普段レッスンに来ている生徒さんはもちろん、習ってみたいけどなかなか忙しくて通えない大人の方や、ピアノってどんな感じかなーと気になっているお子さん、親御さん、どなたでも受けて頂けます。

気軽にお問い合わせください☆

想像すること☆

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レッスンでは『ここを大きく』『ここは小さく』というような言葉を使うことはあまりありません。まずはイメージを伝えて、そのためにどうしたら良いかを一緒に考えながら決めるようにしています。音楽とは、フォルテの場所をフォルテで弾いたら正解、ではありませんので強弱などが書いてあればその意味に納得し裏付けながら弾くことが大切です。

もちろん小さな子どもは【静かな曲】であっても、どう弾きたい?と聴くと【元気に!】などと言う時もあります。そんな時は決して否定せずに『じゃあ元気な感じで弾いてみようか!』と言って弾いてみます。そうすると、やっぱり静かな感じかなぁーと気づく人もいますし、やっぱり元気な感じであってた!と思う人もいます。それでもやはり否定はせずに、その子にとっては【元気系の曲】ととらえても良いと思っています。出来るだけ子どもの感性を尊重し、こちらからはその感性の幅を広げられるような働きかけていくようにしています。

親子連弾☆

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親子連弾の練習の時の一枚です。生徒さんは4人兄弟。お母さまは一番下の赤ちゃんをおぶっての演奏でした!お母さまも生徒さんも一生懸命。赤ちゃんがいても、今は良い音楽を作ることに全力です。224DB5DD-8876-4389-B712-E71E602097DB

 

コンサート当日は赤ちゃんはおぶらず、とことん演奏に専念!でした。とても暖かい雰囲気の中の演奏で、息もぴったりで素敵でした。

ティーパーティー

 

 

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コンサート終了後には、ティーパーティーも行いました。子どもたちにはピカピカ光る電球に入ったジュースが大人気!みんな頑張った余韻に浸りながら、お友だちを見つけたりしながら楽しんでいました。生徒さん同士の繋がりはもちろん、ご家族同士もこのような機会があるとお話するきっかけにもなったようです。レッスンに練習にと一生懸命取り組んできて、緊張しながらもお客さまの前で弾いて、最後はご褒美パーティーで思いっきり楽しんで、とても充実した機会になったと思います。