ふれあいながら楽しく^^ベビーリトミック

少人数制ベビーリトミックのクラスです^^

こちらは3組様までのクラスですが、現在は1組の生徒さんが週に一度のペースで来てくださっています。

生後9か月の講師息子も一緒に参加させていただき、二人でもぞもぞと動き回ったり、ピアノを弾いている人をじっと見つめてみたり

新聞紙やおりがみを使ったミニ制作なども行いながらゆったりとした雰囲気でレッスンしています^^

ベビークラスのリズムやおさんぽの活動では、お母さんとの情緒的なふれあいを目的としたものがほとんどです。

こちょこちょくすぐったり、ぎゅっと抱きしめたり、ツンツンつっついたりと、

ピアノにあわせてからだのいろいろな部分を使いながら、安心できる環境で音楽に触れていきます♪

写真はフープを使ってみんなでドライブに行ったところです^^

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チェンバロの体験♪

先日楽器屋さんにお邪魔した際のことですが、本物のチェンバロに触れる素敵な機会がありました^^

こちらは大津(滋賀)の工房でつくられたものだそうで、縁あっていまは京都の旭堂楽器店さんに置いてあるとのことでした。

全長は約230センチほどで、グランドピアノと比較するととても小さいのですが

細部の細かいデザインなどがとても美しく、見ているだけでもたのしい芸術品のようでした。

チェンバロとピアノ、形は似ていますが構造や音は全く異なります。

ピアノは内部にあるハンマーで弦を叩いて音を出すので、大きく華やかな音から小さな音まで幅広い強弱がつけられるのに対し

チェンバロは爪で弦を弾いて音を出すので、ビィーン!という弦そのものの音があり、弾いて(はじいて)音をだすので強弱はほとんどつきません。

ハープや琴の音に近く、それに鍵盤がついたものというイメージです。

ありがたいことに、少しだけ試し弾きをさせていただいたのですが

チェンバロで奏でるバッハやヘンデルは、ピアノの演奏と違う本来の崇高な雰囲気のようなものが感じられて、

「これぞ本物!」と思わず興奮してしまいました^^

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ピアノの導入レッスン(2歳さんリトミックより)

2歳さんのレッスンより、ピアノコーナーの様子です^^

まずはピアノという楽器に親しんでもらうため、最初の数レッスンは音にこだわらず好きな場所でひいてみたり

一音だけひく、単純に大きく、または小さく弾く、上から下まで弾いてみる、などなど

とにかくたくさんピアノという楽器に触れてもらいます。

その後少しずつ慣れてきたら、どんな音があるのかな?どこを弾いたらどの音がでるかな?という次のステップがはじまります♪

2歳~幼児さんの場合は、色の認識と音、そして鍵盤の認識をあわせて一音ずつすすめていきます。

今回はリトミックでレッスン4回目の生徒さんです。

まずは赤くて串刺しになったお団子「ド」、黄色くて線の下にくっついた「レ」からのスタート^^

色塗りやぺったんこで色の認識を確認して、同時に指先を使った静かな活動をして集中力をたかめてからピアノへむかいます。

今回は、リトミックでお指の手合わせ(お母さん指どうし、お父さん指どうしでやさしくお母さんや先生とパッチン)をお勉強した後でしたので

ただドの鍵盤をひくのではなく、「おとうさんゆびでド」「おかあさんゆびでレ」まで挑戦しました☆

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ブルグミュラー演奏動画をアップしました

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https://youtu.be/YEHC_laIV1U
https://youtu.be/jng-P40oBEY
https://youtu.be/JrVuj8Y9XGU
https://youtu.be/homraro3HHs

今回はブルグミュラーの練習曲の中から、
秋のコンクールの課題曲にもなっている4曲を演奏しています。

子供向け、簡単というイメージも多いブルグミュラー。
ただ弾くだけならたしかに簡単ですが
実はとても奥が深く、しっかりと楽譜の指示をとらえて再現するのは意外と難しいものです。

指の練習というだけではなく、
さらにその後のさまざまなロマン派の作品に挑戦していくにあたって必要な表現や拍感、
指・手首使いなど、素晴らしい要素がたくさん詰まった作品たちですね^^

いない いない ばあ(ベビーリトミック)

今月からスタートしているベビーリトミック♪

1歳6ヵ月~の通常リトミックのクラスとは異なり、まだ歩くことができなくても楽しめる内容がたくさんあります^^

1歳さんまでは、自分で聞いて反応するということではなく

保護者の方が積極的に動きながら、どんなことをしているかな?とお子さんに見せていくということがとても大切です。

すぐに目に見えて何かができるようになったり、音感が身につくとか、ピアノが弾けるようになるということはありませんが

辛抱強く積み重ねていくことで、ある日突然花が咲くようにひとつひとつのことができるようになっていきます。

1歳さんまでのレッスンにおいては、「保護者の方に見守られながら、体のふれあいを通し安心感をもって音楽に触れ、楽しむ」ということがねらいです^^

 

今回はその中から、「いない いない ばあ」の簡単な即時反応です。

始めはみんなもよく知っている松谷みよ子さんの絵本をよみます。

ゆっくりとした音楽のなか、みんなでおさんぽ(だっこ、見ているだけでも構いません)をしていると、

突然曲の中に違うフレーズがあらわれます。

この「かくれんぼ」の音楽がかかったら、お母さんはやさしくお子さんを抱きしめて隠れてもらいます。

じいっと隠れたら、全員で「いない、いない、ばあ~!」(+ピアノはグリッサンドで華やかに)

 

お家でもできるごく簡単な遊びですが、ピアノの伴奏がついたりみんなで一斉にやってみると雰囲気もがらっと変わり、一気に楽しさが増しますよ^^

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指先をたくさん使おう!

リトミックや幼児さんのピアノレッスンでは、「指先を使う」ということを特に重点としています。

ピアノももちろん指先を使うものではありますが、理由はそれだけではなく

指先を使うという行為そのものが、集中力や忍耐力を高め、そのほかの「聞くこと」「弾くこと」などさまざまな発達につながるからです。

実際に、幼児さんで全くレッスンに集中せず、教室の壁を見たり足をばたつかせたり、講師との意思疎通があまりできていなかったケースにおいても

よく観察してみると、ものを「つかむ」ことはできても「つまむ」が全くできていないことが分かりました。

それから指先を使う活動を始め、根気強く行うことで、少しずつ他の活動でも熱心に取り組むようになったということがありました。

モンテッソーリの教えでも、指先を使うということはとても重要視されていますね。

30分レッスンの中でのワンコーナーになるため、実際に割ける時間はそれほど多いわけではありませんが

シール貼り、色塗りなどの基本的なもののほかに、指先でビーズやおはじきを持ったり、移し替えたり、

少し力がついてきたらトングやおはし、しゃもじをつかって手首をひねる動きも一緒に取り入れたりしながら行っていきます。

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♪三善晃「海の日記帳」より《ソ、ソ、ソ…の子烏賊たち》

https://youtu.be/zOctqqVOBCw

8月のリトミッククラスは、海の内容を中心に行いました。
パネルシアターを用いて、伴奏に合わせていろいろな海の生き物になりきってみたり
大きなスカーフを波に見立てて「大きな波・小さな波」の体験、
またピアノコーナーでは、美しいメロディーが印象的な三善晃の作品集「海の日記帳」より
小さなイカたちが「ス、ス、ス~」と泳ぐ様子がイメージされるような曲を一緒に演奏してもらいました^^

この曲は《ソ、ソ、ソ…の子烏賊たち》というタイトルにもあるように、全体を通してソの音が「タア、タア、ターアン」のリズムで現れます。
リトミックのクラスでは、まだ「タア」や「ターアン」というリズム唱のお勉強はしていませんが
今回は正確なリズムというよりは、イメージをとらえて弾いてもらうということを優先しています。

高音部のかわいらしい子烏賊さんの音をぜひ、お聴きください^^

お楽しみ会の様子②

お楽しみ会の後半は、30分~40分と少し長めの時間を取り、みんなで制作をしました。

過去のお楽しみ会ではオリジナルのボールペン作りやビーズのブレスレットなどをつくりましたが、

今回はみんながつくったものを展示して、保護者の方やほかの人にも見てもらえるよう

ひとりずつ紙を用意して丸シールアートをつくりました^^

昔は白、青、赤、緑などの単色しかありませんでしたが、最近の丸シールは本当にたくさんの種類があり

淡いパステル調のもの、蛍光色、グラデーションカラーなどをそろえてみました♪

普段はなかなかできないシールを好きなだけ貼るという作業に子供たちもよろこんでいました!

作業中は幼児さんから小学生まで、みんなもくもくと集中して取り組んでおり

出来上がった作品もそれぞれ個性があり(とにかくたくさん貼る人、同じ色味のものにこだわって貼る人など本当にさまざまです)

みんなの作品を並べてお教室に展示すると、とてもきれいで華やかになりました^^

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作曲家ゲーム☆

先日のお楽しみ会ではいろいろな企画がありましたが、その中でも一番盛り上がったのがこちら!

作曲家ゲームです^^

内容はとっても簡単で、曲を聞いて正解だと思う作曲家の絵にダッシュで集まる、というだけのものですが

早押しゲーム的な要素もあり、走るのが大好きな子供たちは大盛り上がりでした!

今回は幼児さんも含めたメンバーでしたので、比較的簡単なものをチョイス。

 

①モーツァルト(トルコ行進曲・ピアノ)

②ベートーヴェン(交響曲第5番《運命》・オーケストラ)

③バッハ(トッカータとフーガ 二短調・オルガン)←鼻から牛乳~、の曲です

④ショパン(子犬のワルツ・ピアノ)

 

こちらの4択に挑戦してもらいました^^

どの曲もイントロから印象深いメロディーなので、小さな子でも覚えやすかったかと思います。

この四人は肖像画のインパクトもあるので、その点もよかったかもしれません(笑)

同じものでも、全部ピアノ曲にしたりするとまた難易度が変わるので面白くなりそうですね!

シューマンとシューベルト(名前が似ている)、シュトラウス聞き比べなんかも面白そうですね^^

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リトミック・30分レッスンの流れ

※月齢により多少異なります。

①ごあいさつ(元気な声でこんにちは)
②おへんじ(ラソラの音にあわせて「〇〇ちゃん、」「はあい♪」)
③集中を高めるミニゲーム(ぶらぶらぽん!、はいトン、てがくっついたら拍手!などなど)
④おさんぽ(即時反応)
⑤季節に合わせたお話や手合わせ(動物さんがいっぱい、海etc)
⑥いろぬりやぺったんこ、制作など指先を使った簡単な作業
⑦ピアノコーナー
⑧道具をつかったリズム遊び(カラーボード、スティック、ボールetc)
⑨おわりのうた(ハンドサインで♪ひげじいさん)
⑩さよならあんころもち、おにぎりぺったんこ
項目数にすると10個もありとても多く感じますが、
実際には1コーナー1分程度のものもありますのであっという間です!
なかなか一つの内容を長く続けるというのが難しい年齢ですので、1回のレッスンではさまざまな内容を少しずつ取り入れ、月が替わるごとに時折変化も混ぜつつ何度も繰り返していきます^^

毎回同じ内容を繰り返すことは、一見飽きてしまうようにも思えますが
1歳~3歳の子供たちは「自分が知っている内容
を行うこと」に安心感を覚え、楽しんでくれますので(4歳以上になると飽きます^^;)
繰り返しの中でリズムに親しんでもらうことをねらいとしています♪

 

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