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リトミック夏期特別講習会
先日、リトミック研究センター主催の夏季特別講習会に参加させていただきました。
当日は、茨城からいらっしゃった伊野玲子先生によるご指導のもと
保育園や幼稚園の先生、音楽教室の先生、また子供に音楽を楽しんでもらいたいと考えるお母様などと一緒に
実際に体をうごかしたり、歌ったり、盛りだくさんな内容で沢山の収穫がありました^^
リトミック=音楽に合わせてからだを動かす、ピアノ=実際にピアノを弾く、というように
ふたつを別のものと考えてしまいがちですが、実際にはそれぞれが密接にかかわり合い、それらの要素が合わさることで
より音楽そのものを体と心でダイレクトに感じることができるものなのだ、ということが最も大きな発見でした。
ピアノ講師という立場上、どうしても音の認識や、譜面を正しく読むこと、弾くことに指導が集中してしまいがちですが
「心から音楽を楽しむ」という感覚や、わくわくする気持ちを自分自身が改めて認識することができ、
レッスンにおいてもその楽しさをもっと生徒さんと共有したいと強く感じました。
とても実りある研修でした^^
第37回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール・本選
動物の謝肉祭♪
年末のミニコンサートの企画の一つとして、サン=サーンスの組曲『動物の謝肉祭』を
生徒さん達と一緒に、連弾形式で行おうと考えています。
この組曲は、全部で14曲あるのですが、一曲一曲はあまり長くないため、全曲通しても大体25分程度の作品となっています。
中でも13曲目の「白鳥」はとても有名なのですが、組曲の中の一曲、ということはあまり知られていません。
理由としては、生前サン=サーンス自身が「白鳥」以外の楽曲の出版・演奏を禁じていたからだそうです。
『動物の謝肉祭』には、タイトルの通り色々な種類の動物のほかに、それは動物なの…?というものまで様々な登場人物がいます。
また、わざとヘタクソにピアノを弾いたり、ところどころに他の作曲家の作品が取り入れられていたりと、随所に遊び心がある作品です。
生徒のみなさんと一緒に楽しく演奏したいと思っています^^
ピアノも暑さ・寒さに弱い?
長かった梅雨もおわり、ようやく本格的な夏が始まりましたね。
きょうから8月ということで、夏休みを迎えた生徒さんを対象とした午前レッスンをスタートしています。
いつもと異なる時間帯のレッスンだと、少し雰囲気や心持ちが変わり
フレッシュな気持ちでレッスンに取り組んでくれている方も多いです。
レッスン室は、いつも冷房をつけた状態にしているので、暑い外から入ってこられた生徒さんには「すずしい~!」と喜ばれています。
もちろん、暑さ対策ということもありますが、ピアノは夏の湿気にとても弱い楽器です。
あまり湿度の高い状態にさらされすぎると、響板(きょうばん)と呼ばれる大きな木の板板の部分(振動して音を響かせている重要なパーツです)が
膨張して、ピッチがずれてしまうことがあります。
ですので、ピアノがある部屋は常に極度の湿気にさらされないよう、エアコンや除湿器などを用いてよい環境に整えておく必要があります。
同様に、冬場は強い乾燥にさらされないよう、適度な加湿が必要です。
以前、調律師さんに伺った話では「だいたい湿度が50パーセントくらいの一定に保たれるのが一番良い」とのことです。
人間と同じように、ピアノにも快適な環境を整えてあげることが大切ですね^^




