先日、神戸にて行われた第38回全日本ジュニアクラシック音楽コンクールの本選。
当教室から、予選を通過された3名の生徒さんが出場されました。
ジュニアクラシックは、自由曲のコンクールです。本選は、予選よりも難易度の高い曲を演奏しますが
ただ単に、難しい曲を背伸びして弾けばよいということではなく、自分のレベルにあった曲を
丁寧に、またきちんと情景をイメージしながら演奏によって表現できるかという点が評価のポイントとなります。
今回は、キッズの部(幼児さん)から一名の生徒さんが見事、全国大会への切符を手にされました^^
おめでとうございます。
全国大会は、今月末に東京で開催される予定です。
話は逸れますが、、
コンクールでのピアノ演奏というものは、どこかフィギュアスケートの大会に似ているのではないかと思うことがよくあります。
どちらも、日々練習を重ね、曲への理解を深めどのようにそれを自分なりに表現するか、が最も重要です。
ただ、実際に本番を迎えた際には、それまでの成果を出すことはもちろんなのですが
本人のコントロール以上の部分で、わずかなメンタルの変化や緊張からミスタッチをしたり、ジャンプの失敗があります。
もちろん中には、強靭な精神力をもってすべての演奏・演技を完璧にこなす人もいらっしゃいますが
普段と異なる環境や高い緊張感の中で、100%の実力を発揮することがいかに難しいことか
ピアニストとフィギュアスケーターは、共感できる部分が多いかもしれませんね。