ブログ(写真・動画)

サイト管理人のブログです。

ブログ一覧

グロッケンで音の独立を体験

IMG_4029

年少さんのリトミックより、グロッケンをつかったお勉強です。

1音ずつバラバラにできるグロッケンを使ってそれぞれに担当の音を作り、みんなでかえるのうたを演奏してみました^^

ハンドベルなどでも同じことができますが、音の独立を学ぶ内容になります。

3歳さん~年少さんくらいになると、多くの子供は「ドレミファソラシド、ドシラソファミレド」を知っているので一気に流れで言うことはできるのですが

単独での音というものを理解していなかったり、それぞれの音をバラバラに聞くとわからないというケースが多くあります。

そのためこうして分担制にして演奏したり、歌ったりする練習をするとだんだんとそれぞれの「音」というものが分かるようになります。

ここでは急がず少しずつ進めていくのがポイントです。

まずは分かりやすい「ド・ミ」から、続いて「ミ・ソ」「ド・ミ・ソ」という風に進めていき、

ひとつずつ丁寧に楽譜上の音符と実際の音がどの高さなのか聴き取り、そして各音の名前を連携して覚えられるようにします。

 

『おおきなかぶ』で歌おう!

linecamera_shareimage

 

8月の1歳児さんリトミックでは、『おおきなかぶ』のお話を読みました。

おじいさんがおばあさんを、おばあさんが孫を、犬、猫、ねずみ…と続いていく有名なロシアの民話ですね。

今回は絵本を使ってお話を読みながら、途中の部分を歌にしてみんなでいっしょに歌いました^^

「♪まごが おばあさんを ひっぱって、おばあさんが おじいさんを ひっぱって、、、」と同じメロディーをくりかえしたら、

先生の「ハイ!」に続いてみんなで元気よく「うんとこしょ!どっこいしょ!うんとこしょ!どっこいしょ!」とかぶをひっぱりながらかけ声をかけます。

歌いながらいろいろな動作をして、音楽のさまざまなニュアンスを体験することができます♪

夏休み中はお兄ちゃん、お姉さんも加わってもらい、元気にかけ声をかけてもらいました^^

1歳児さんはレッスンの場で一緒に声を出したり歌うことはまだまだ難しいですが、きちんと見て体験して、記憶しています。

この半年~1年間の積み重ねが、ある日突然花開く日がかならずやって来ます。

その日をお母さんたちと一緒に楽しみに待ちたいと思います。

海であそぼう!(3歳~4歳さん向け)

IMG_3277 IMG_3282

年少さんの個人リトミックレッスンです。

年少さんでは、30分のレッスンでリトミックとピアノを半分ずつ行っています(2歳児さんからリトミックを継続している場合)。

これから徐々にピアノの時間が増えていきますが、まだまだ30分弾き続けるのは難しいケースがほとんどなので、適度にこうした即時反応やリズムゲーム、音符カードを使った内容も行っています。

8月はみんなで海に遊びに行こう!ということで、まずはおさんぽで出発♪

予想より厚かった真夏の砂浜で「あっちっち!」と飛び跳ねたり、泳いでみたり、水をかけあって遊んだり。

いろいろなリズムパターンで即時的に動いてみます。

たくさん遊んだ後は、つかれてきたので砂浜で横になって、サングラスをかけてリラックス。

音楽も南国調のリゾートらしいメロディが流れます^^

活動の中で、自然と四分音符、八分音符、二分音符を聞き分けて動いています♪

リズムカードやボードだけではどうしても飽きて集中力が途絶えてしまうことがあるので、時々こうして思いっきりはしゃぐことができる内容があるとよいですね。

時間に余裕があれば、「海から帰ってきた後に服や水着を洗おう!」ということで、おせんたくの即時活動と組み合わせるのも楽しいです。

テンポの重要性

さて、今回は音楽におけるもっとも重要な要素のひとつ、テンポについてのお話です。

まだほんの生後5~6ヵ月の赤ちゃんとお母さんに、ベビーリトミックで最初に行ってもらう大切なことがあります。

それは、ある一定の規則正しいリズムをトン、トンとからだに送り伝えるというものです。

これは、背中でも肩でも、お腹でもどこでもかまいません。

ただ大切なことは、正しいテンポを保って伝えるということ。これを「オスティナート・リズム」といいます。

1~2歳になると、今度は子供たちが自ら動いて手やスティックを使ってカラーボードを一定のリズムで叩いたり、足踏みなどをして刻んでいきます。

またピアノのレッスンが始まると、それは演奏する作品の根幹として関わるようになります。

イン・テンポであることは演奏の基本です。

どんな曲でも、まずはメトロノームにあわせて弾く段階を飛び越えることはできません。

メトロノームに合わせるのは、慣れないうちは違和感があるかもしれませんが、そこで「合わない」といってやめることはおすすめできません。

合わないのではなく、合わせられていないだけだからです。

まずはリズム通りに弾く、その先にはじめてより細かい表現があります。

堅い話になってしまいましたが、、どんな年齢においても、0歳から大人まで、テンポは非常に大事なものです。

最初はお母さんから赤ちゃんの身体へリズムを送ってもらうところから、次は自分の手で、足ぶみで、そしてピアノへと繋げていけるとよいですね^^

お楽しみ会をしました

IMG_3817 IMG_3900 IMG_3901 IMG_3902IMG_3217

 

8月11日に、毎年恒例のお教室のお楽しみ会を行いました!

今回はリトミックで通っている2歳さんから、小学5年生のお兄さん・お姉さんまで約30名の生徒さんが参加してくださり、とっても盛り上がりました!

まずはみんなで簡単な音楽ゲームからスタート。

円になってひとりずつ「ターター」と叩きながらリズムを一定にまわしていったり、

ターターの2拍の中におさまるように、朝ごはんで食べたものを順番に言ってもらうゲームです。

とても簡単なようですが、一定のリズムでまわすということが意外と難しく、小学生の人でもリズムがどんどん早くなってしまったり、焦って早く言い始めてしまうことがあります。

メトロノームが苦手な人は、おうちでこうしたゲームをみんなでやってみてもいいですね。

そのあとは、曲あてゲーム!

「ド」だけを弾かない、「ド」と「ソ」だけを弾かない、などという条件付きで曲を演奏し、何の曲か当ててもらいます。

弾かない部分はスティックでリズムをうちます。

例えば『かえるのうた』なら「(トン・音なし)、レ、ミ、ファ、ミ、レ、(トン・音なし)」といった具合ですね。

簡単な曲ばかりですが、リズムの部分もよく聞かなければいけないのでとても集中力が高まります!

最後は『ぶんぶんぶん』を「ド」と「ソ」だけで演奏し、何の曲か当ててもらうという逆バージョンも行いました。

とっても難しいのですが、リズムが特徴的なので3~4年生では一回で分かった人もいたようです^^

 

音楽ゲームを楽しんだ後は、お待ちかねの制作です。

今年はみんなでギャラクシーボトルをつくりました^^

透明の容器にワタと水、ラメを入れたらそれぞれ好きな色の絵の具で色をつけます。

難しい工程もある制作でしたが、ひとりひとり違う色の素敵なボトルができてみんな大満足だったようです♪

あっという間の2時間でした!