10月1日以降のプレ・ピアノクラスについて

先週、プレ・ピアノクラスの第一回目が無事終了しました^^

2歳~3歳の生徒さんが参加され、保護者の方と一緒にリズム遊びやぺったんこなどを楽しみ

あっというまの45分間のクラスでした。

こちらのクラスですが、当初の企画段階では0~2歳の方を対象にと考えておりましたが

3歳以上のかたの参加希望やお問合せもあり、対象の年齢を0歳から未就学児のお子さんまでと変更させていただきました。

レッスンをしているスタジオには、アップライトピアノが1台あるので

レッスンの中で、少しピアノに触れてみるという時間も設けています。

前回、初めてピアノに触れる生徒さんがとてもどきどきしながら、自分で音を出すことが出来たとき

恥ずかしがりながらも、とてもうれしそうにしていたのが印象的でした^^

また、レッスンの様子を写真でご紹介したいと思います。

なお、10月よりスタジオの利用時間の関係で、レッスン時間が木曜日11時~11時45分に変更となります。

よろしくお願いいたします。

リトミックスカーフ♪

以前、リトミック研修に参加した際に登場したアイテムのひとつ、スカーフを

お教室でも使うようになりました^^

今週からスタートしたプレ・ピアノクラスでも使用しています。

重すぎず軽すぎず、この適度な透け感がきれいで、レッスンで泣いてしまう子もスカーフを見ると

なんだろう?と泣き止んでくれることも多く、とても役に立っています。

いろいろな使い方がありますが、フワ~っと宙に投げて広げた時に目を輝かせて見てくれる生徒さんが多いです^^

リトミックでは、同様に投げたり、お母さんと一緒に両端を持ってふわふわさせたりして使用します。

大人数のクラスになったら、大判のものをつかってみんなで中にもぐったりしても楽しいですね。

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トルコ行進曲♪

子供たちに人気の「トルコ行進曲」ですが、

モーツァルトとベートーヴェンがそれぞれ同じタイトルで作曲しており、どちらも非常に有名ですね。

テレビなどでは、モーツァルトのバージョンの方がやや多く使用されているかもしれません。

片方がもう片方を真似したのかな?と言われることも多いのですが

実は両方とも、18世紀にヨーロッパで流行したトルコブーム(正しくは当時のオスマン帝国)が要因となって作曲されました。

かの有名な『千夜一夜ものがたり(アラビアン・ナイト)』やトルココーヒーなどと共に当時大流行したそうです。

このオスマン帝国軍が2度にわたりオーストリアのウィーンを包囲した際に同行していた、メフテルと呼ばれる軍楽が

当時の音楽家たちにも影響を与え、その独特なリズムを意識して作曲されたのがトルコ行進曲だといわれています。

メフテルは、複数の打楽器と管楽器によって編成されているのですが、そのダイナミックな響きがどちらの曲でも表現されており

2つのトルコ行進曲はメロディこそ全く異なりますが、全く同じ特徴的なリズムが取り入れられています。

●××× ●××× ●× ●× ●××× (●→強、×→弱)

モーツァルトのバージョンでは、左手で演奏されている部分です。

同じものにインスパイアされた二人の作曲家が、それぞれすばらしい作品を生み出したと思うととても感慨深いですね^^

 

ぺったんこ♪

ぺったんこは、2~3歳くらいの幼児さんのレッスンで行っている内容です。

まずは定められた色を使ってで色塗りをしたあと、上からお花やちょうちょ、葉っぱなどを張り付けていきます。

ちょうちょの細かい部分などは、事前にこちらで色を塗っておくことが多いです。

一見ピアノや音楽とは何も関係がないように思われますが、ただしい色の認識や

しっかりとクレヨンやクーピーを持って色を塗るという過程で指や手首の力が必要とされるため、これだけでもいろいろな勉強になります^^

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これなあに?

「これなあに?」は、3歳くらいまでの小さな子供に人気コミュニケーションレッスンのひとつです。

日々、さまざまなことを知り、覚え、できなかったことができるようになっていく子供たちは

沢山の単語を覚えていきます。

特に幼い子供の場合は、「ワンワン」「ニャンニャン」「ブーブー」など、擬音で表現できるものからスタートし

徐々に「これは犬だね」「ねこだね」など、やりとりの中で徐々に色々な言葉を理解できるようになります。

一方的にものの名前を教え込むということではなく、あくまで子供とのコミュニケーションを取るということが最も重要です。

「これはなんだろう?」「どこにいるかな?」「何色かな?」など、一枚のイラストからさまざまなやりとりが出来、

またクイズ形式で尋ねることで、子どもたちも楽しみながら受け答えをしてくれます。

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最近人気の秘密兵器について。。

ちょっとでもいいなと思う道具が出てくると、すぐ秘密兵器と言いたくなってしまいます^^

さて、今回の秘密兵器はこちら!スクイーズです。

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昨年から子供たちを中心に人気の商品なのですが、おもちゃ売り場や百均などいろいろなところで売られていますね。

手でにぎるともちもちとした何とも言えないやわらかさがあり、これが人気の理由だそうです。

お教室には、食パンとロールパンの形を置いているのですが、それぞれ用途は異なります。

食パンのほうは、鍵盤をおさえる動き(それぞれの指を、力を入れてぐっと押し込む)の練習に、

ロールパンは鍵盤に手を置くときの、丸いかたちを意識する練習に使っています。

生徒さんたちが、このパンを見るなり皆口をそろえて「スクイーズだ!」と大喜びしてくれるので

そこで初めて商品名を知った、、という裏話があります^^;

時々、このように道具やおもちゃを使いながらレッスンをするととても楽しく、盛り上がります。

 

どうぶつのリズム♪

幼児さん向けの楽譜や音楽のワークブックなどには、かならず動物が登場します。

もちろん、紙面上に何もイラストがないと物寂しいということもありますが

子供が親しみのある動物たちは、音符のリズムや長さの感覚をイメージする際にもとても役立ちます。

小さくてすばしっこい動物や、大きくてゆっくりとした動きの動物を想像してもらうと

八分音符の速さや、二分音符、全音符のゆったり感が伝わりやすくなります。

例えば、八分音符→リス、四分音符→うさぎ、二分音符→ゾウ など、イラストを使って一緒にリズムを叩くと

幼い幼児さんでも音の長さがわかりやすく、楽しくお勉強することができます。

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電子ピアノの奥深い世界♪

今日は電子ピアノのお話です。

普段のお教室では、ピアノ(アコースティック・ピアノ)を使用していますが、家での練習などでは

電子ピアノを使用されている生徒さんのほうが多くいらっしゃいます。

お教室でも、待っている時間や兄弟がレッスンを受けている間に練習ができるように電子ピアノを一台置いています。

電子ピアノの最大のメリットはやはり、音が調整できるので周囲や時間を気にせず弾くことができるという点です。

普通のピアノは鍵盤を押すとピアノの中でハンマーが弦を叩き、それをピアノの中にある響板で響かせることで音を出すという仕組みになっています。

一方で電子ピアノは、このハンマーや弦などの代わりにデジタル回路が入っていて、

鍵盤を押すと内部のスピーカーからピアノの音色を再現する電子音が鳴るという構造になっています。

 

近年はこの中間にあたるものとしてハイブリットピアノというものも誕生しています(お教室ではこちらを練習用に置いています)。

通常のピアノと同じく木製の鍵盤のため、弾いた時の感触はほぼ同等なのですが、スピーカーからの電子音なのでヘッドフォンを使用できるため

「できるだけピアノと同じタッチで弾きたいけれど、大きな音が出せない」という場合にはとてもおすすめです^^

リトミック夏期特別講習会

 

 

 

先日、リトミック研究センター主催の夏季特別講習会に参加させていただきました。

当日は、茨城からいらっしゃった伊野玲子先生によるご指導のもと

保育園や幼稚園の先生、音楽教室の先生、また子供に音楽を楽しんでもらいたいと考えるお母様などと一緒に

実際に体をうごかしたり、歌ったり、盛りだくさんな内容で沢山の収穫がありました^^

リトミック=音楽に合わせてからだを動かす、ピアノ=実際にピアノを弾く、というように

ふたつを別のものと考えてしまいがちですが、実際にはそれぞれが密接にかかわり合い、それらの要素が合わさることで

より音楽そのものを体と心でダイレクトに感じることができるものなのだ、ということが最も大きな発見でした。

ピアノ講師という立場上、どうしても音の認識や、譜面を正しく読むこと、弾くことに指導が集中してしまいがちですが

「心から音楽を楽しむ」という感覚や、わくわくする気持ちを自分自身が改めて認識することができ、

レッスンにおいてもその楽しさをもっと生徒さんと共有したいと強く感じました。

とても実りある研修でした^^

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第37回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール・本選

8月5日、大阪にて第37回全日本ジュニアクラシック音楽コンクールの本選が行われました。

当教室から、小学3年生の生徒さんが見事、全国大会への出場が決定いたしました!

おめでとうございます^^

大きな緊張の中でも、力強い演奏を披露してくださいました。

本番直前まで、家で自分の納得がいくまで何度も何度も練習を繰り返していたそうです。

これまでの努力と練習の積み重ねが、本人の自信にもつながっていたと思います。

次はいよいよ、東京での全国大会です。

短い期間ではありますが、より曲への理解を深め、力強く美しい演奏ができるように一緒に頑張りたいと思います。

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